【高校受験】11月からの勉強方法~偏差値をあと5上げる方法~
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いよいよ高校受験は目前。
模擬試験の偏差値は,まだ志望校に届いていない。
偏差値があと5上がったら・・・・。
そんな方法について考えてみたいと思います。
3か月で偏差値をあと5上げることが可能なのか!?
その答えは,今の自分の偏差値なしには語れません。
「一生懸命がんばる!!」
もちろん,そうでしょう。
「志望校を思う気持ちは人一倍ある!!」
きっとそうでしょう。
でも,偏差値は他者との比較です。
入試を目前に控えたあなたがどのように気合を込めて集中して勉強したとしても,ほかの受験生も同様に気合を込めて集中して勉強しているはずです。
偏差値5上げるには,通常5教科(500点満点)で30-40点上げなければなりません。
なにせ時間が限られているため,一定の条件がそろわない限り難しいでしょう。
とてもわずかながら,偏差値が「5」上がる可能性は残されています。
その条件とは,
- テストに不慣れなことを原因とする,いわゆる「凡ミス」が多い。
- 偏差値が低い科目が理,社である場合。
- これまでほとんど勉強してこなかった。
- 現在の偏差値が60未満。
テストに不慣れなことを原因とする,いわゆる「凡ミス」が多い
一つずつ詳しく見て行きましょう。
まず,これまでに受けた実力テストや模擬テストのミスをすべて確認し,分析します。
どのような問題で失点しているのでしょうか?
この失点が,テスト慣れしていないことからくるものである場合,3か月間模試や模試の過去問を解くことにより,時間配分や計算のミスを減らすこができるかもしれません。
具体的には,計算ミスが多い,時間が足りなくて解き切らない,問題の読み間違いが多い,などです。「当てはまらないものを選びなさい」とあるのに当てはまるものを答えてしまったり,「どういうことでしょうか」と尋ねられているのに「~こと」で答えを締めくくっていないなどの間違いが多い人は,試験慣れすることで点数が大幅に改善する余地があります。
偏差値が悪い科目が理,社である場合。
国数英3教科の偏差値が良く,5教科の偏差値が低いという場合,理,社で失点が多いはずです。理科の半分くらいと社会は,暗記科目です。
3か月間必死で暗記の穴を埋めるうちに,自然と点数は上がる可能性があります。
逆に,3教科合計の偏差値が悪く,5教科の偏差値が良い場合は,偏差値を短期間で5上げるのは非常に困難と言わざるを得ません。
国,数,英の三教科は積み重ねの科目であるため,なかなか3か月でどうにもしがたいのです。
これまでほとんど勉強してこなかった。
レアケースだと思いますが,この2年半,ほとんど勉強していない人。
おそらくこの人は三教科合計の偏差値が高く,5教科が低いものと予想します。暗記に時間を割いてこなかった人たちですから,三か月で飛躍的に偏差値を上げられる可能性があります。
3か月あれば,まだまだ点数は伸びます。
偏差値を5上げようと思えば,各教科7点ほど上げる必要があります。
これまで受けてきた試験をじっくり見返し,失点のパターンを分析することが肝心です。
現在の偏差値が60未満。
偏差値をいくつ上げられるかは,現在の偏差値と大きく関係しています。
50の人が55に上げるのと,65の人が70に上げるのとでは,前者の方が圧倒的に簡単です。
公立高校入試の難易度が低い場合には,そもそも高偏差値が出にくい都道府県もあるでしょう。
偏差値が60未満の受験生は,まだまだ偏差値が上がる余地があります。
がんばれ,受験生たち!
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