塾なし受験道~お金をかけずに高校受験!~

塾なしでも偏差値72の公立高校に合格!!市販問題集で高校受験を乗り切った体験ブログ

公立高校授業料+塾代≧私立授業料?

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高校の選択について検討するときに,考えたこと。

中学までは塾なしでよかったけれど,高校になったらさすがに塾にまったく行かないというわけにはいかないだろう。すると,公立高校と塾を併用すれば,結局私立高校の授業料と変わらないのではないか?ならば,面倒見のよい私立高校に入れた方がいいのではないか?

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公立高校にかかる費用

タイの公立高校に納入している費用:

   毎月の納入金:約1万

   修学旅行費・PTA会費その他:1万/月

 

 合計2万/月

 

私立高校にかかる費用

タイが併願した私立高校の納入金の内訳:

 毎月の納入金:約6万/月(授業料3万,施設費1万3千,修学旅行代,後援会費,冷暖房費)

 諸経費:5千/月(夏期宿泊学習代,実験実習費,基礎学力到達度テスト受験料等)

 

 合計6万5千/月

 

 

助成金

ありがたいことに,高校の授業料を助成する制度があり,所得と進学する学校の種別に応じて助成額がことなります。

 

 

 支給限度額は以下のとおりです。

 

・国立,公立,私立高校:月額9,900円(ただし,保護者等の市町村民税所得割額が30万4,200円(年収約910万円)未満である方が対象)

・加算支給:私立高等学校については、世帯の収入に応じて加算支給されます。具体的には、下記のとおりです。
   

 ・年収250万円未満程度(市町村民税所得割 非課税)の世帯:29万7,000円
    ・年収250~350万円未満程度(市町村民税所得割額 5万1,300円未満)の世帯:23万7,600円
    ・年収350~590万円未満程度(市町村民税所得割額 15万4,500円未満)の世帯:17万8,200円

 

 ここでいう年収とは世帯主の収入ではなく,世帯収入ですので,多くの世帯では私立の加算支給はもらえないので,私立と公立の助成金は同額となります。(国の助成金ですので,自治体によっては加算支給がある場合があります。)

 

結論

私立納入金は公立よりも月々4万5千円高い。

さらに,私立は入学時に入学金(平均33万)がかかるうえ,制服や学校指定のバッグなども公立高校よりも高い傾向にあります。私立の方が遠方にあって定期代がかかることもあるでしょう。

 

どのような塾で何教科教えてもらうかにもよりますが,1年生の最初から月々4万5千円も塾代にかかることは稀ですから,やはり私立の方が費用面では高くなるでしょう。また,経済状況や学習状況,志望大学に応じた科目選択により塾代は自分でコントロールできますが,私立では「今月からこの授業はいらないから授業料を割引してください」というわけにはいかず,常にこの費用がかかりますがし,私立でも塾や予備校を併用することが統計からみて取れますので,公立高校+塾のコンビネーションに軍配が上がります。