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内申点を上げるための5つのコツ

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小学生の通知表と違い,中学生の通知表は重い意味を持ちます。

 

特に,公立高校を受験しようと思っている人にとって,通知表の点数は大切です。なぜなら,通知表の点数がそのまま内申点となって入試の合計点の一部に算入されるからです。

 

内申点の持ち点が少ない人は,その分入試当日に点を取らなければなりません。
20点少なければ,20点多く入試で取らなければならないのです。

 

逆に,持ち点が20点多ければ,当日20点失点してもまだ同点です。

内申は単なる持ち点にあらず。内申が高ければ,余裕をもって入試にのぞめ,過度の緊張によるミスなども減らすことができるのです。

 

内申点を高める方法

内申点を上げるコツその1

まず,内申点のもとになる「評定」は,「観点別評価」に基づいて決まります。「観点別評価」は、「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」という四つの観点から評価され,A,B,Cのいずれかで表されます。

 

四つの観点は,大別して二種類に分かれます。各種テストで評価が決まる「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」と,テスト以外の,学問に取り組む姿勢などで評価が決まる「関心・意欲・態度」の二種類です。

 

前者はテストを頑張るしかないのですが,この頑張りは,「絶対評価」されるため,頑張れば頑張るほど成績は上がります。ほかの生徒との比較で決定される「相対評価」とは違い,本人が一定の基準を達成しているかどうかにより評価が決まるからです。

 

ですから,自分との戦いです。学年順位は内申には関係ないのです。目標点を決めて,それに向かって勉強するのみ。問題集は解きっぱなしにしていませんか?最低3回まわしていますか?問題数は足りていますか?

 

内申点を上げるコツその2

「テストの点はいいのに通知表の点数は3だった」という場合,「関心・意欲・態度」に何か大きな問題があるはずです。

 

また,「一生懸命テスト勉強しているけれどテストの点数が伸びない」という場合は,「関心・意欲・態度」の評価を上げる努力をするとよいでしょう。

 

「関心・意欲・態度」はどのようなことが評価対象となるのでしょうか?

 

まず,課題提出です。

宿題や作品などの課題の提出が求められることがよくあります。毎日提出することになっているノートや,夏休みの作品等,まじめにやっていますか?

 

タイは,中学生のころに,美術で2を取ってきました。絶対評価のこのご時世に,なかなか2を取る生徒はいません。美術の才能がないというだけでは2は取れません。何をしでかしたのかと思ったら,作品が未完成のまま提出したそうです。

 

数学で普段4しか取れない人が5を取るには,ものすごい努力が必要でしょう。しかし,美術で2を取らない努力はそれほど大したことはないはずです。課題はまじめに取り組みましょう

 

内申点を上げるコツその3

課題がらみでもう一つ大切なことがあります。それは,期日を守るということです。どんなに質のように作品や宿題を仕上げても,それが期日を過ぎてしまっては,一気に評価は下がります。

 

なぜ期日厳守がそれほど大切なのでしょう?それは,将来社会に出たときに,期日を守ることが非常に大切な社会のルールだからです。期日を守れないために億を超える大損失を出すことだってあるのです。期日はきっかり守りましょう。

 

内申点を上げるコツその4

4つ目に大切なことは,下手でも一生懸命取り組むということです。これは特に副教科に言えることですが,運動や美術や音楽などが恐ろしいほど苦手な人というものはいるものです。そのうえ,副教科の内申換算率が主要五教科よりも高い地域もあります。

 

そんな人にとって,熱意を示すことは大切です。その熱意は,「関心・意欲・態度」の評価に反映されます。バスケットのシュートが上手でなくてもディフェンスでガッツを見せる,歌が上手でなくても大きな声で歌う。「関心・意欲・態度」という項目は,実技が不得意な人の救世主です。

 

内申点を上げるコツその5

「関心・意欲・態度」に評価の対象となるのは,授業への貢献度,参加度です。手を挙げて意見を発表していますか?グループワークに積極的に参加していますか?生徒たちが積極的に参加する授業は相乗効果をもたらし,楽しく学ぶ土台となります。もちろん,参加した生徒が一番学べるのは言うまでもありません。さらに評価も上がるなら一石二鳥です。