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塾なし受験道~偏差値72の公立高校合格!!~

公立高校の受験に塾は必要?市販問題集で高校受験を乗り切るための知恵ブログ

塾はいつから?~公立高校を受験する中学生の場合~

勉強方法-中1・中2 勉強方法-受験勉強

春!!

新生活に向けて動き出している方も多いと思います。

この時期,塾のチラシをたくさんもらいます。

「無料講習」「志望校に絶対合格」などの文字が躍るチラシをもらうと,なんだかお尻がもぞもぞする方もいらっしゃるかもしれません。

 

「塾に行かせた方がいいの?」「でも,お金がかかるし・・・。」「もう少し後から行かせてもいいのか・・・?」など,悩みは尽きません。

 

塾に通わせる,と決めた場合,塾はいつから行けばいいのでしょう?

通い始める時期とその目的,その時期が合っている子供について考えてみたいと思います。

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中学入学前

最近は,中学に入学する前から塾に入っている小学生がいます。中学受験をするため,というわけではなく,公立中学に通う準備として塾に入るのです。

 

この時期に塾に子供を入れるご家庭は,金銭的にかなり余裕のあるご家庭です。なぜなら,この時期にできる英語などのスタートダッシュは,特に公立中学には必要ないからです。そのような先取り教育の余裕は,中学が始まればあっという間に吸収されてしまいます。

 

必要はないけれども,「何となく心配だから」「勉強の習慣をつけておきたいから」という理由で通わせるのでしょうから,よほど金銭的に余裕のあるご家庭しかできません。

 

できるだけお金をかけずに教育を受けさせたい,というご家庭は,この時期はしっかりと勉強の習慣を身につけさせることの徹すれば十分です。難しいことをする必要はありません。学校の宿題をする,帰ってきたテストのやり直しをする,漢字のテストくらいは試験勉強というものをさせてみる,くらいです。

 

中学時代に塾に通う場合,その総費用はかなりのものにのぼります。一見月々の塾代が安いように見える塾でさえ,塾のかき入れ時である季節講習と中3の費用を合計すると,びっくりするような金額になります

 

また,高校受験はあくまで通過点です。大半の人が大学進学を選択するこの時代,最終学歴は大学以上ですので,むしろ必要なのは高校の塾代です。ここぞというときに金銭的に息切れしてしまわないよう,今はしっかりご家庭でできる教育をしてお金をためておくのが賢明でしょう。

中学入学時

中学入学時に入塾する生徒は比較的多いでしょう。「ついていけなくなると困る」という漠然とした不安から入塾させるご家庭が多いのではないでしょうか。

 

結論から申し上げますと,中学入学時は,最も入塾に向いていない時期だと言えます。

 

小学校6年間,平穏に,極力公平に,教育を受けてきた子供たちですが,中学に入った途端,時間的にも体力的にも精神的にも多大なストレスを受けます。部活動が始まった途端,それまでなかった上下関係が発生し,体格の大きな中学3年生と一緒に厳しいトレーニングを遅くまで行う人も多いでしょう。

 

ずっと見知った友達ばかりに囲まれていた小学生とは異なり,新しい友達との関りが始まり,気を遣いますし,突然定期テストなるものが生活の中に入り込み,自分の立ち位置を知らされるというストレスに加え,ホルモンバランスの乱れも重なって,心身とも大きな負担にさらされることになるのです。

 

こんなときに,さらに塾通いという新しい負担を強いるのは,得策とは言えません。中1の1学期は,中学生活に慣れることを一番の目標として,周りの人たちは本人がそれを達成できるよう陰ながら見守り,応援しましょう。間違えても,やれ勉強しろ,やれ塾に入れと言って,さらに負担を増やし,親子関係をこじらせてはなりません。

 

また,中学に入学してすぐは,やれオリエンテーションだの新入生歓迎会だのと,授業の進度は非常にゆっくりですから,中1の1学期に例え学習内容が完全に理解できなかったとしても,夏休みで十分取り返すことが可能です。1学期は,ともかく本人の精神と生活様式,親子関係の安定を最優先することが,今後大きく力を伸ばす土台となります。

 

「でも,内申の対象は中1の成績も含まれるんだけど・・・。」という人もいるでしょう。ご自分の都道府県の内申の詳細について,よく調べてみてください。中1の1学期の成績は最終的な内申書にどのように反映されるのでしょうか?その割合は?

(参照:【高校受験】中学の内申って何年生の成績が反映されるの!?~都道府県別の内申事情まとめ~ - 塾なし受験道~偏差値72の公立高校合格!!~

 

我が家の住む都道府県では,内申の割合は,「内申+入試の点数」という合計点の5分の1のも満たないうえ,内申の対象となる学年評定は,それぞれの学期の内申点の平均(小数点以下は切り上げ)でしたから,1学期が3,2学期が5,3学期が5ならば,中1の内申点は「5」となります。つまり,中1の1学期で多少失敗したとしても,まだまだ取り返しがつくのです。 

 中学2年生

中学2年生から通おうかと考えている人は,中1までは何とか塾なしでやってきたけれども,そろそろ高校受験に向けて力を入れていこう,という人でしょうか。

 

もしも,中1の間,塾なしでも定期テストで5教科合計400点以上取れているならばまだ塾に行かなくてもよいかもしれません。そのくらい取れているならば,授業でほとんどのことを理解し,學校のワークもまじめにできているはずですから,そのまま中学2年生の秋ごろまでは塾なしでもやっていけるでしょう。中2の冬期講習当たりから入塾するとよいかもしれません。

 

もし400点取れていない場合には,授業だけでは理解しきれていない可能性が高く,このまま分からないことを積み重ねていくと,分からないことが雪だるま式に増えていってしまいますから,そろそろ塾に行ってもよいかもしれません。

中学3年生

部活が終わってから,中3の夏休みに塾に入ろう,という人も少なからずいると思います。中1,中2と安定して400点以上を取ってきた人ならば,それでもよいかもしれません。

 

実は,我が家の子供はそれを狙っていたのですが,できませんでした。なぜなら,夏から受け入れてくれる塾があまりなかったからです。公立中学の授業の進度というのは,高校受験直前ですべてを学習するような進度であったり,もっと悪い場合には,受験時にも学習内容をすべては教え終えていない,というようなこともあります。

 

ですから,塾に行くメリットの一つとして,「先取り学習」があります。夏すぎには早々に中3の学習内容をすべて教え終えて,ひたすら演習をする,という方法です。つまり,夏休みが始まる時点では,ずっと塾に通っていた塾生と,学校の進度に合わせてきた生徒とでは,進度に開きがあるため,塾生とは違うカリキュラムで急いで先取り学習をしなければならなくなります

 

中3の2学期の学習内容は入試に直結する大切な内容ですので,これを急ぎ足で詰め込むことは勧められないですし,もしもそれまで学習の習慣がなかった人や,基礎の積み重ねのない人は,ついていけないことが考えられます。

 

結論ですが,塾を使って高校受験を乗り切ろうという場合,入塾のタイムリミットは,中3の春休み,ということになりましょう。

裏技

どうしても部活を終えてから入塾したい,という場合,集団授業ではなく個別授業を受けるとよいでしょう。家庭教師でもかまいません。実は,個別授業も家庭教師も,コスパがよい教育機関です。塾はすべての授業を取らなければいけませんし,夏期講習も辞退できないことも多いようですが,個別授業と家庭教師でしたら,自分の必要なところだけ強化してもらい,不要な授業を徹底的に省くことができます。

 

いいところばかりな個別授業や家庭教師ですが,難点が一つだけあります。それは,子供に合ったよい先生が見つかるか,ということです。最近は,家庭教師もネットで探せますから,先生のプロフィールをよく読んで,子供が目指している高校から目指している大学へ進んだ先生や,先生が指導するうえで大切にしていることなどを比較していくと,よい先生が見つかるかもしれません。