塾なし受験道~お金をかけずに高校受験!~

塾なしでも偏差値72の公立高校に合格!!市販問題集で高校受験を乗り切った体験ブログ

模擬試験ー対策と活用法

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

タイとナオの模擬試験を通して分かったことを書いてみたいと思います。

f:id:withoutjuku:20170218064805j:plain

 

模擬試験対策

塾なしで受験勉強をする人になくて通塾生にあるものの一つは,ペースメーカーです。いつ何をどれだけ勉強するかを教えてくれるペースメーカーが塾なし生にはありません。

 

そこで,模擬試験をペースメーカーとして活用することをお薦めします。模擬試験には出題範囲が定められており,模擬試験のたびにその範囲を徹底的に復習して穴をつぶしていく方法です。ナオが受験した模擬試験の場合,10月からは総合問題が出題されますが,9月までは出題される単元が指定されています。

 

もう一つ塾なし生にないものとして「情報」と「ライバル」が挙げられますが,模擬試験を受けることで,自分の相対的な位置に関する情報が得られ,ライバルの存在を意識することができます。ですから,できれば毎月模擬試験を受け,1カ月単位で復習を確実に進め,対策の進行状況を客観的に見ることをお薦めします。

 

模擬試験の活用法

模擬試験は受験勉強のペースメーカーとして便利ですが,それだけではありません。

模擬試験が終わったら

その日のうちに自己採点をしましょう。鉄は熱いうちに打て。自己採点は覚えているうちにやれ。普段の勉強と同様に,答え合わせと分析は問題を解いた直後に行うがもっとも効果的です。

 

そのためには,自分の解答を問題用紙に書いておく習慣をつけましょう。これは,受験本番で自己採点をするためにも必要ですから,あと半年間よく訓練をしておきましょう。

 

次に,間違えた問題の分析をしましょう。どの分野が弱いのか。暗記が足りないのか,思考系の問題が解けていないのか。分析が終わったら,穴埋め作業に入ります。すぐにできてしまうこともありますが,総合的に英単語の綴り間違いが多い,計算間違いが多い,長文が解けない,などの場合は対策に時間がかかります。よく計画して対策をしましょう。

 

最後に,間違えた問題はすべて一つのノートかバインダーにまとめるなどして,後で復習できるようにしておきましょう。次に説明しますが,これは非常に大切です。

 

模擬試験の問題が入試に出る!?

タイは,中3の間に受けた実力テストと模擬テストの不正解の問題を一つにまとめていました。なかなか復習する時間がなかったのですが,入試の前日になってようやく総復習しました。すると,英語だけでもその中から2問も同じ問題が出ました。模擬試験は本当によく研究されているのだと思った次第です。模擬試験は,受ける前の対策と受けた後の活用がそろったときに最大の効果を発揮します。少し高価ではありますが,特に塾なし生はできるだけ頻繁に受けるとよいでしょう。