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結局のところ,国語力~読み聞かせの効果は~

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タイの英検の結果から分かったことーー。

国語力はすべての教科の基礎となる力,という通説は本当だった!!

 

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タイの国語力に関連する取り組みを見てみましょう。

 

幼児期(読み聞かせ期)

9ヶ月ごろから「1歳の本」という絵本の読み聞かせを始める。

普通の本だとページをめくることを楽しんでしまってなかなかじっと読んでくれなかったが,この本は歌が多く含まれており,タイはとても気に入った。

ちなみに,この本は下の子たちが1歳になるたびに買い与えたが,みんな気に入った。

 

「1歳の本」の歌の部分以外も楽しめるようになったら,図書館へ行って借りるように。一番の娯楽なので,毎日読み聞かせ。本が好きで好きでたまらない。

 

1歳半から毎日ボキャブラリーが1個ずつ増えてあっという間に日本語がペラペラになった。

 

2歳3か月のときに,図書館から借りてきた15ページほどの短い絵本を数回読み聞かせると,内容をすぐに覚えて暗唱して驚かせた。このときから文字がすらすら読めるようになるまでの2年間ほどは,人生の中で暗記力がもっとも高かった。

 

特に文字を教えなかったが,3歳のときに自分で本から文字を拾い始め,すぐにスラスラと読めるようになる。まだまだ読み聞かせ期まっさかり。「もっと,もっと」と要求され,延々と本を読まされた。幼稚園の間はずっと読み聞かせ。

 

小学生のとき

 

小学校に入学すると,読み聞かせの回数はぐんと減った。代わりに,自分で本という本を手あたり次第読んでいた。

 

3年生くらいのときに,100人の伝記集を読んだのをきっかけに伝記にはまり,

様々な伝記を読むように。

 

4年生くらいのときから歴史漫画にはまり,全巻何十回と読んだ。

欄外の細かい字もすべて読む。

突如中学受験をすることを思い立ち,自分で参考書から学び,1年間勉強を続ける。

塾には行かなかったが,模試では上位5%くらいの位置にいた。

国語力があったからできたことだろう。

(ちなみに,1年たったある日,タイが「お母さん,やっぱりやめる」と言ったので,

「ぜひやめましょう」と答えた。)

 

5年生くらいからは歴史物にはまり,戦国武将の書物を読みあさる。

中学で一番好きな教科は社会の歴史だった。

 

中学以降

相変わらず本が大好き。好きだからもっと読む。読むから,さらに読む速度が速くなる・・・。速いので,勉強時間が短くてすむ。あっという間に情報を頭に入れることができる。

 

高校入試でも大学入試でも,国語は読む量が多いのだが,読むスピードがこんなところでも役立った。

 

国語力のおかげで,国語と英語の長文読解力が高い。

 

私立文系の大学入試では,3教科中2教科は言語(国語と英語)ですから,向かうところ敵なし。早慶上智に合格できました。

 

掃除機をおいて,読み聞かせをしよう!!

小さな子供がいる毎日は目がまわるほど忙しいです。

子供が起きた途端戦闘態勢に入り,ごはんを作り,片付け,洗濯物をして

買い物に行き,子供を昼寝させ,寝ている間に晩御飯の下ごしらえをして,

昼ごはんを食べて,子供を公園に連れていき,洗濯物をたたみ,晩御飯を作り,

子供をお風呂に入れ,晩御飯の片づけをし,家を片付け・・・。

しかも,子供がその合間合間に事件を起こしますから,スムーズに事を運べません。

ほんとうに大変!!

 

でも,いえ,だからこそ,ぜひ3分だけ読み聞かせをする時間を取ってまったりしてみてはいかがでしょう?冬なら一番日当たりのいい窓辺や,ポカポカの布団の中がお勧めです。ほかのことぜーんぶ忘れて,ぜひ親子で読書を楽しんでみてください。きっと心地よくて3分では物足りなくなるはずです。

 

そうやって身につく国語力は,その子のその後の人生をきっと豊かにしてくれます!

そして,読み聞かせの時間は,貴重な親子の思い出になるでしょう。

国語力は親が子供に贈ることのできる最大のプレゼントの一つです。