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塾なしでも偏差値72の公立高校に合格!!市販問題集で高校受験を乗り切った体験ブログ

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高校受験におすすめ問題集!!『全国高校入試問題正解』の効果と使い方

公立高校を受験する人に一番おすすめしたい問題集はと聞かれたら——。

 

それはズバリ,

『全国高校入試問題正解』

です。

【英語CD2枚付】2020年受験用 全国高校入試問題正解 英語・数学・国語

特に,偏差値60以上の高校を受験する人で,これを解かない受験生はいないのではないでしょうか。

 

では,『全国高校入試問題正解』の内容と効果,使い方について詳しく説明します。

過去問集『全国高校入試問題正解』とは?

一言で言えば,過去問です。

全国47都道府県の公立高校入試の過去問を集めたものです。

 

公立高校入試は都道府県によってそれぞれ独自の傾向はあるものの,基本的には文部科学省によって定められている範囲からしか出題できないため,出題される内容は限定されています。

 

そこで,この『全国高校入試問題正解』を解くことによって,何がどのように問われるのかを把握することが,この問題集を解く目的です。

 

過去問集『全国高校入試問題正解』の効果

受験するうえで,過去問攻略が大切なのは言うまでもありません。何がどのように問われる傾向があるのか,自分の都道府県の公立高校入試の過去問を解くことは当然大切です。

 

ただし,入試は年に一度しからいませんから,自分の自治体の過去問は,一年に1組(5教科)しかありません。数が圧倒的に少ないのが残念な点です。

 

さらに,「出題の傾向を知る」以外にも,重要な使用目的が過去問にはあります。それは,自分が実際の入試で何点取れるのかを知る判断材料とする,ということです。

 

もちろん,模擬試験は受けるでしょう。そこで合否判定や偏差値が出るので,それは受験校決定の一定の判断材料にはなります。

 

でも,模擬試験はあくまで模試でしかありません。「実物」である,自分の都道府県の入試の過去問で何点取れるのか,自分はその年の生徒だとしたらどの高校に合格できていたのかを知ることは,受験校を決定するうえで極めて大事です。

 

つまり,志望校決定の判断材料として自分の都道府県の過去問を使おうとすれば,自分の実力が限りなく入試当日に近いときに過去問を解くのが最善です。

 

そのため,自分の都道府県の過去問は,傾向や難易度を知るために一年分解いた後はできるだけ使わずに,それに限りなく近い形式の問題集を解いて実力をつけたいところです。

 

そこで登場するのが,『全国高校入試問題正解』なのです。

前述の通り,公立高校入試は文部科学省の定めた範囲からしか出題できないことが法律で決まっているため,出題内容は似通っています。また,自分の都道府県の過去問は一年に一つしかありませんが,『全国高校入試問題正解』には,47(都道府県の数+α)もの過去問が収めてあり,惜しげもなく使うことができます。

 

我が家の子供たちも全員夏休みからは,寝ても覚めても『全国高校入試問題正解』を解きまくる日々を続け,だいたい30都道府県分を解き終えたくらいで,過去問の点数がぐんぐん上がって安定します。

 

夏休みが始まるときには50点くらいしか取れなくても,10月くらいになると,平均して8割取れるようになってきました。

 

『全国高校入試問題正解』の使い方

スタートの時期

 過去問は,基本的にはインプットが完了していないと始められませんが,

教科によって,

 

①いつでも始められる教科 

②部分的に早期に始められる教科 

③比較的早期に取り組みを開始できる教科 

④しっかりとインプットが完了しないと取り組めない教科

があります。

 

①いつでも始められる教科

国語

特に先取り学習を必要としないため,いつ始めても構いません。

短期間の過去問演習で効果が出にくい教科ですので,

入試直前期に国語の過去問に時間を割くのは得策とは言えないでしょう。

余裕のある早い時期に始めることをお勧めします

 

②部分的に早期に始められる教科

 理科

理科は英語や数学のように,二つ以上の学習テーマを同時に扱う

複合問題や総合問題の少ない教科です。

 

そのため,習っていない分野の問題を飛ばして

過去問演習を進めることができます。

 

もちろん,飛ばした問題には印をつけておき,

先取り学習をした時点で解きます。

余裕があれば,参考書を使って先取り学習をするのに適した教科と言えるでしょう。

 

社会

公民の問題だけ飛ばして,歴史・地理分野の過去問を進めることができます。

公民は参考書を使って先取りが終わり次第取り掛かりましょう。

 

③比較的早期に取り組みを開始できる教科 

  英語

ただし,まったく先取り学習をせずに解くのは無謀です。

 中3の文法のみ(特に,現在完了形と関係代名詞),とても簡単な薄っぺらい

参考書・問題集を使って浅く勉強したら,過去問を解き始めます。

 

英語は学習内容が浅いため,試験に出てくる単語や問題が全国的に似通っており,

基本文法さえ仕込んでおけば,

英作文や長文読解などは過去問を解きながら力をつけることができます

④しっかりとインプットが完了しないと取り組めない教科

  数学。

複数のテーマを組み合わせた問題が多く,頻出分野を中三の最後に学習することになっているため,すべての内容を学習した後でなければなかなか解けません。

 

過去問演習から逆算する先取り学習の時期

 こういった教科ごとの特徴を考慮すると,スケジュールを検討する際に,

どの教科を早めに先取り学習するべきか,あるいはどの教科は直前期でも間に合うかが見えてきます。

 

総合問題の多い数学,英語はできるだけ早く先取り学習をスタートさせ,

暗記物の社会と理科の暗記分野は後にまわすとよいでしょう。

 

最低3周まわす!!!

どんな問題集でも言えることですが,問題集は完成させなければ意味がありません。完成させるとは,その問題集に収められている問題からしか出題されないテストを受けたら100点取れる,という状態にまでもっていくということです。

 

実は,どのような問題集をするかよりも,「どのように」問題集を解くかの方がずっとずっと大事です。

 

問題集を一度解いただけでは,自分の現状を「知った」だけです。つまり,一度解いただけでは点数は上がりません。

 

ですから,必ず問題集で間違えた問題は,答え合わせをした直後に解きなおし,時間をおいて解きなおします。これが「二度目」です。

 

これで全部自分のものにできればよいですが,人によっては二度目に解いてもまた間違えてしまうことがあります。もちろん,三度目にも。そういう問題は,何度でも何度でも解きなおします。

 

この『全国高校入試問題正解』についても同じです。

この本の目的は,47都道府県を制覇することではありません。量をこなすことに必死になりすぎて,一度しか解かないくらいならば,数は半分にして,解きなおしをすることをお勧めします。